喉の違和感のページ
喉の違和感とは
「喉の奥に異物感がある」、「物を飲み込むときに引っかかる感じがする」、「呼吸が苦しい」といった症状が喉の違和感に当てはまります。これらの症状には様々な原因が考えられ、場合によっては深刻な病気の可能性もありますので、異常を感じたら早めに耳鼻咽喉科を受診して検査することをおすすめします。
喉の違和感の原因
喉の違和感の原因として、慢性の咽頭炎や扁桃炎、喉頭炎があげられます。また、鼻から喉に鼻水や膿が流れる後鼻漏や、逆流性食道炎、喉の粘膜の分泌低下などによって違和感を伴うケースがあります。
他にも、喉頭がんや咽頭がんの初期症状の可能性もあります。
原因となる疾患がなくても、異物感を感じる症状を咽喉頭異常感症と呼び、更年期障害や自律神経失調症、うつ病など心因的なものが関係している場合もあります。
喉の違和感の治療
喉に違和感がある場合には、電子スコープ(内視鏡)を使用して、鼻から喉の奥までを検査します。耳鼻咽喉科で利用する電子スコープは、口からではなく鼻から入れるので、イメージされるような苦しさはほとんどありません。
受診時にすぐに電子スコープで検査することが可能です。検査によって原因を見極めた上で、どのような治療を行うかを決定します。
耳鼻咽喉科では粘膜を直接診る検査が可能なので、早期発見につながります。
違和感や異物感があったら、早めに受診しましょう。
また、がんや腫瘍など緊急の対応が必要であれば、関連病院へご紹介させていただきます。